松本地区原水禁主催福島原発ツアーに参加して


11月14&15日と、昨年は台風19号の影響で取りやめになっておりました「福島原発ツアー」に参加いたしました。激甚災害と言われる地域での復旧作業は今以て途上であること、その上放射能による汚染が作業労働者の被曝をまねくことであり、復旧そのものの道筋は長く厳しいものになっております。

さらに、現状に対して「なかったこと」としているかのような「復興オリンピック」などにより様々な活動を続けることに多くの方々苦心している報告をいただきました。子ども達を放射能汚染から守るために線量を測り続けるお母さんがたのご苦労に胸ふさがる思いを感じております。

次々と原発が再稼働している現状があります。

一度壊れた環境を元に戻すことは非常に難しいことであると、認識を改めてもっております。

長野県は原発のある新潟県福井県、石川県と原発地域との連携が確実なものであるのか?また、まつもとであれば、地域で原発事故の際にどの様に対応に対を行うのかも改めて確認してまいります。

11/30にJCFさんの勉強会も行われ、長野県も東信地域などでもいまもって山から採集されたキノコや山菜から放射性物質が測定されていることが報告をされております。様々な事柄を「自分ごと」として考えていくことがいかに大切かと思っております。

後日、詳しい報告をさせていただきます。

雑感のみ本日は記載させていただきました。

 

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いわきかんぽ前

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双葉町東日本大震災原子力災害伝承館

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大熊町の除染現場