二月議会報告

令和2年2月定例会は、2月14日から3月6日までの会期、22日間で開かれました。

議案70件、請願1件が提出され、それぞれ審議し、議決しました。

今回は菅谷市長4期16年の最後の議会となりました。

市長交代のため新年度予算は骨格予算で提出されました。

新市長の政策により、予算の使い方重点項目が変わってくるかもしれませんが、今までの市政の継続性として“健康寿命延伸都市・松本”を実現するための予算編成になっています。

しかし、予算規模は一般会計当初予算で、今までで最高の895億1千万円です。

特に、中核市移行や、待機児童対応のための職員数増、子育て世代の負担軽減のための幼児教育無償化の経費、会計の透明性と保護者負担の公平性を確保するための学校給食費会計の公会計化にともなう経費などが新たに計上されています。

~菅谷市長が取り組んできた、5つの重点目標~

①健康ときづなづくり②次世代をはぐくむ町づくり③経済の好循環創出④暮らしと生活の基盤づくり⑤将来の世代のためへのハード整備

に重点化された予算ですが、新市長のもと、子どもたちの未来、真の女性活躍、子育て支援、高齢者や障害を持つ人々が安心してくらせる土台づくり、働き続けることがしっかり守られる政策等々、税金がきちんと使われてゆくことをしっかりチェックしてゆきます。

 もう一点、」請願についてですが

 松本市に対して「気候非常事態宣言」を要請する決議を求める請願書が市民の方から提出され、私の所属する建設環境委員会で審議されました。

結果、7人の委員中、委員長以外6人、5:1で継続審査となりました。

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私のみ賛成。私は、「今の環境への取り組みの中、県と共に市民の皆さんと「気候非常事態宣言」を共有し、次世代へつなげるため、環境破壊をとめる取り組みを進めるべき」と発言しましたが、「主旨には賛成だが新市長になっての6月議会で新たに審査を」という意見で継続となってしまい残念でした。

しかし、6月議会でしっかりと環境問題に取り組む松本市として広く市民の皆さんの理解を広めながら宣言につなげてゆければと考えます。

今後、松本市の新市長の方針をしっかりみつつ、本当に市民の皆さんにとって大切なことを実現できるよう、取り組んで参ります。

ご意見とお力をおねがいします。