2月初めのご挨拶と、議会のご案内

みなさま、いかがお過ごしですか?
早いもので、すでに2月になり、今日は節分明日は立春となります。

今日は、1月にテレビ松本で放映されました「新年座談会」でお答え致しました内容をこちらに記載させていただきます。

また、次の議会は2/21に開会されます。

詳細は後日お知らせいたします。
どうぞ、インフルエンザも流行っているようです。時節柄、ご自愛くださいますようお祈り申し上げております。

21日 水曜日

議会開会
午後1時 本会議

 
22日 木曜日

午後5時15分 請願・陳情提出期限
当初予算説明会

 
23日 金曜日 当初予算説明会  

 

 

<新年座談会>

<昨年をふりかえって>

昨年5月より建設環境委員長といたしまして、副委員長はじめ6名の建設環境委員の皆さんとともに審議につとめて参りました。

大きな都市交通政策から、身近な生活の安心、安全、そして環境、食の安全、水、等、生活に密着した委員会であることを痛感してまいりました。

また、昨年は、市政施行110周年であり、委員会が関連する大きな大会(全国大会)が2つありました。
市民の皆様にご参加いただいた

6月17日の第57回、全国花いっぱい松本大会と
10月30日に開催されました、第一回食品ロス削減全国大会、拡げよう30-10in松本です。

花いっぱい運動は、松本が発祥の地です。

市民の皆さんの取り組みが松本から全国に拡がり、その57回目の大会が松本で開催されました。

町を花とみどりでいっぱいにする取り組み。

若者と子どもたちが、あがたの森公園で花を植え、次の世代にこの運動がしっかりバトンタッチされてゆく姿に感動いたしました。松本市民の力だと思います。

また、10月30日に開催されました、第一回食品ロス削減全国大会、「ひろげよう、30-10inまつもと」これも、環境部が取り組んできた松本発の取り組みが全国に拡がって、国も注目し高く評価されて第一回の大会が、松本で開かれることになったものです。

行政と市民の協働で取り組みが拡がってゆく力に改めて松本の市民力を感じた年でした。

尚、30-10運動は、

食べ残して大量に捨てられる食べ物をなくすための取り組みで、特に、食べ残しの多い宴会などの時、まずはじめの30分は席に座ってしっかり食べる。そして最後の10分は全員席に戻ってテーブルにあるものを、食べきる。そのようにして食べ残しをなくしてゆくという、はじめの30分とオア割の10分「30-10」のとりくみです。環境部が、出前講座等地道に取り組み、子どもさんたちへの環境教育として拡がっていることも心強いことです。

 

 松本市の今年の課題>

松本市のすすめる、総合交通政策について申し上げます。

昨年のイオンモールの開店による中心市街地の交通渋滞対策として行われたタウンスニーカーの増便による公共交通の利便性向上や、周辺道路の整備、パークアンドライド駐車場の整備、そして市民の皆さんの協力による自転車やノーマイカーの取り組み等により、大きな混乱を生ずることなく開店がしゅっぱつできました。しかし、これから市民の皆さんにとって、安心、安全な交通環境が整備、確保されることが重要です。

本市の総合都市交通計画の「人と環境にやさしいまち、みちくらしづくり」をしっかりすすめてゆく必要があります。

  • マイカーに依存しない
  • 歩行者と自転車にやさしいまち
  • 公共交通の利用を促進するまち
  • 効果的、効率的なみちづくり
  • 広域交通ネットワークづくり


この方針の下、ひとつひとつ丁寧に取り組んでゆくことが暮らしやすいまちづくりの実現につながります。昨年初め、松工生たちが議会に請願を出しました。
【請願】
請願第2号 高校生や高齢者など交通弱者に配慮した、公共交通の充実を求める請願書

 

また、昨年の12月議会には、信大生が請願と陳情を出しました。

請願「バスにおける全国利用可能な交通系ICカード早期導入について」
陳情「バスロケーションシステム早期導入に関する陳情」

 です。

松本の街が安心して自転車に乗れたり、公共交通が利用しやすくなったりこれらの要望は松本の街づくりへの若者の参加です。

 

そういう声をしっかり受け止め、議会としてもフォローしてゆきたいと思います。

 

次に委員会のテーマ研究について

建設委員会として「法定外公共物」について研究を進めています。生活の身近なところにある道や水路について、その整備の課題がなかなかすすまないという声。管理が進まない中で、地域で困っている“場所”どういう道筋で解決できるのか?

そんなくらいに密着した地元の課題について今、調査を進めております。 以上です。

 

 <第10次基本計画 総仕上げに向けての課題>

 第10次基本計画「健康寿命延伸都市松本」は、本市の将来にわたっての見通しを持ったとりくみです。建設環境委員会に関わる施策は“地域の健康”“環境の健康”と幅広くあります。ひとつひとつ、どれをとっても大切な課題です。かぎられた時間ですので中の一点について

環境の健康―人にやさしい環境を保全し、自然と共生するまちの中の環境負荷軽減に取り組むまち3Rの推進について申し上げます。

3R~(リデュース、リユース、リサイクル)の推進について、「もったいない」をキーワードとした3Rの取り組みを推進し、更なるゴミの減量を目指す取り組みは、市民活動の中に拡がりつつあります。食品ロス削減もそうですが、波田地区から始まった不要回収リサイクルの取り組みは、市内あちこちに拡がり始めています。

家庭に眠っていた使わない食器を集め、生産地に送り、そこで再び新しい食器に生まれ変わる。この食器を再び利用してゆけば、しっかり、輪がつながります。

また松本キッズリユース広場、これは好評です。

過程で使わなくなった、育児子ども用品を市が回収し、希望する人に無料で配布する取り組みは、若い世代の方々に、資源を大切にしてごみを減量してゆく意識にしっかりつながってゆきます。市としても、直接、市民の皆様がとりくめることを、大切につなげ、施策の実現につなげてゆくことにしっかり取り組んでいただきたいと思います。

 

 <今後の夢他未来へ>

今回、資料を見ていましたら、昭和52年10月24日に議決されました松本市・市民憲章が出てきました。こんな文章です。

 

松本市は、北アルプスの山並みと城の風姿に象徴される、美しいまちです。

私たちは、このふるさとに誇りをもち、幸せで豊かな町づくりを目指し、つぎの三つの願いをつらぬきます。“

  • 松本市民は、お互いの連帯感をつよめ、自由と自治を尊重しましょう
  • 松本市民は、人間性をつちかう教育を重んじ文化を大切にしましょう
  • 松本市民は、自然を愛し、まちのみどりとすんだ川を守りましょう。

 

これは、40年前の決議ですが、いま、健康寿命延伸都市松本として、市民の安心安全のくらしが、人を大切に守るとりくみが、脈々とより力強く引き継がれていると実感しました。

ここから、また、次の世代へとつなげながら、市民一人一人が大切にされ、この松本に生きて良かったという町づくりに、思いを新たにいたしています。

本年も良い一年でありますことを、心より祈念申し上げます。